2022年の格安SIM市場
2021年4月に「改正電気通信事業法」が施行され、大手キャリアの料金値下げが始まりました。docomo「ahamo」、au「povo」、SoftBank「LINEMO」といった2.5〜3GB台の格安プランが登場し、格安SIM市場に大きな変化が訪れた2021〜2022年。その影響と対策をまとめました。
2022年人気の格安SIMプラン
IIJmio・mineo・OCNモバイルONEなどが新プランを発表。IIJmioは2GBを月858円で提供し業界最安水準を維持。mineoは余ったデータを翌月繰り越せる「パケット放題」オプションが人気を集めました。楽天モバイルは「0円プラン廃止」を発表し(2022年7月終了)、業界に衝撃が走りました。
MNP転入キャンペーン(2022年)
ワイモバイルとUQモバイルはサブブランドとして積極的なMNPキャンペーンを展開。Android端末を一括1円〜数千円で提供する販売施策が継続されました。ただし、2022年末には端末セット割規制の議論が活発化し始めました。
MVNO各社の生き残り戦略
大手キャリアの料金値下げを受け、MVNOは「低価格」だけでなく「独自サービス」での差別化を加速。minoのフリータンクによるデータシェア、IIJmioのeSIM対応強化などがユーザーから支持されました。
まとめ
2022年は格安SIM・格安スマホ市場の転換点でした。大手キャリア低価格プランの台頭と楽天0円廃止、そして端末割引規制の議論と、変化の多い1年でした。
出典:BCNretail、mobareco、ITmedia Mobile(2022年)、総務省電気通信事業法改正資料

