2023年:端末割引規制で市場が大きく変わった
2023年は格安スマホ市場にとって大きな転換点となった年です。2023年12月に改正電気通信事業法が改正施行され、端末割引の上限が2万円(税込)に引き下げられました。これにより、従来の「実質1円スマホ」「実質0円スマホ」は事実上終了しました。
規制強化前の駆け込み需要(2023年前半)
2023年は規制施行前の駆け込み需要が発生。特に夏〜秋にかけて、大幅割引の端末販売が活発化しました。iPhone 14シリーズが実質1円〜数千円で購入できるキャンペーンも各社で展開されました。
2023年人気の格安SIMプラン
IIJmioは2GBプランを月858円で継続提供。新たに「ギガプラン」シリーズを拡充し15GB・20GBプランの選択肢も充実。mineoは「マイそく」という速度制限ありの低価格プランを投入し話題に。格安SIMのデータ容量の選択肢がより幅広くなった年でもあります。
ahamo・povo・LINEMOの動向(2023年)
大手キャリアのサブブランド的存在として定着したahamo(ドコモ)・povo(au)・LINEMO(ソフトバンク)。2023年は各社がデータ容量を増量したり、オプションを追加したりして実質的な値下げを実施しました。
まとめ
2023年12月の端末割引規制強化により、格安スマホ市場は新たな時代に突入しました。端末の割引より「通信料の安さ」や「サービスの質」が選択基準となる流れが加速しています。
出典:BCNretail、mobareco(2023年)、総務省「電気通信事業法改正」資料

